HOME梅毒(ばいどく)の症状、原因、対策、検査、治療方法。


(最新更新日:2017年12月14日)


梅毒(ばいどく)の症状、原因、対策、検査、治療梅毒(ばいどく)の症状、原因、対策、検査、治療

梅毒ばいどくとは?



梅毒(ばいどく)の症状、原因、対策、検査、治療

梅毒(ばいどく)とは「梅毒トレポネーマ」という病原菌による性感染症です。代表的症状である「赤い発疹」が楊梅(ヤマモモ)に似ていることから梅毒と名付けられました。


梅毒(ばいどく)の症状、原因、対策、検査、治療

梅毒はもともとコロンブス一行が新大陸を発見した際に、原住民と性的関係をもったことからヨーロッパや世界へと広まったといわれています。当時は特効薬や避妊具がなかったこともあり、多くの人が感染・死亡しました。一説ではヘンリー8世やロートレック、坂本龍馬も梅毒だったのではないかといわれています。


梅毒の菌(梅毒トレポネーマ)は感染者の性器などに存在していて性行為を通じて粘膜や皮膚の小さな傷から体内に侵入します。感染後約3週間で症状があらわれ、出たり消えたりを繰り返しつつ病気は進行します。


現在では特効薬があるので早期発見・早期治療によって完治が可能ですが、治療が遅れたり治療せずに放っておくと、脳や心臓が合併症を起こして死に至る可能性もあります。また完治したとしても感染を繰り返すので予防も大切です。


梅毒(ばいどく)の症状、原因、対策、検査、治療

上の表は日本での梅毒感染者数の推移をあらわしています。(参考:国立感染症研究所HP)


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梅毒患者は1967年以降減少傾向にありましたが2010年になって急増し、2015年は2,000人、2016年には4,000人、今年は44年ぶりに5,000人を突破するなど、とんでもないペースで増加しています。さらに感染しているにも関わらず病院にも行かない「隠れ梅毒」の人もたくさんいますから、実際にはこの何倍もの感染者がいると推測されます。


感染者の中心は性活動の盛んな20〜40代で、近年では特に若い女性の患者が増加しているのが特徴です。


都道府県別では東京、大阪、愛知、神奈川、福岡、岡山、広島といずれの都市でも多くの患者がみられます。





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梅毒ばいどくの感染経路



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梅毒(ばいどく)は性行為によって感染します。


梅毒の病原菌は性器に多く存在しているため、性行為によって皮膚や粘膜の小さな傷から体内に入ってきます。性行為の種類は関係なくすべての性行為(オーラル、アナル等)で感染します。梅毒は性病のなかでも特に感染しやすいため、唇や喉を怪我しているときにはキスだけでも感染の恐れがあります。


また梅毒は麻疹(はしか)のように一度かかれば二度目はかかりにくいというものではありません。一度なっていたとしても何度でも梅毒になる可能性があります。つまり梅毒は性行為をする限り一生注意しなければならない病気です。


近年では女性の梅毒患者の増加に伴い、出産時赤ちゃんにも感染してしまう母子感染も増えています。

妊娠初期〜中期に感染、もしくは感染したまま出産すると、赤ちゃんにも梅毒がうつって、死亡、流産、早産となる可能性があります。妊娠後期に感染すると先天梅毒児が生まれる可能性があります。


梅毒に感染するとエイズへの感染率も爆発的に増加します。特に同性愛者間では梅毒感染が顕著ですから、HIV感染と共に注意が必要です。





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梅毒ばいどくの症状



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梅毒(ばいどく)の症状は4つの期間を経て重症化していきます。


症状のあらわれる期間あらわれない期間が交互にくるのが特徴です。

昨日まで出ていた梅毒の症状が急に消えたとしても、それは症状のあらわれない期間に入っただけですから、梅毒は治っていません。


梅毒は1〜2期であれば抗生物質の注射と内服薬(ペニシリン)を1〜2ヵ月飲むことで完治しますが、3〜4期になれば治療は長期間になり、なんらかの障害も発生する可能性があります。

できるだけ早く(遅くとも2期までに)治療を行うことが大切です。


『1期(感染から3週〜9週)』

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梅毒(ばいどく)ウイルスが水面下で全身に広がります。

感染した部分(性器や口など)に硬いしこり(初期硬結)やブツブツ(1cm以内)ができます。

痛みやかゆみはなく、しこりは潰瘍になって自然に消えます。

首、わき、足のリンパ節が硬く腫れます。

この時期に治療を行えば1ヵ月程度の投薬治療で完治します。


『2期(9週〜3ヶ月)』

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梅毒(ばいどく)ウイルスが血液にのって全身にまわるため、感染部位だけでなく全身に症状が出ます。

体やてのひら、足の裏など全身に5mm〜2cmくらいのピンク色の痣(バラ疹)や赤茶色のブツブツ(丘疹)が多数できます。

わきや性器に悪臭を放つブツブツができますが、痛みやかゆみはありません。

これらの症状は出たり消えたりします。

微熱、だるさ、頭痛、脱毛などの症状が出る場合もあります。

この時期に治療を始めたら完治までには2ヵ月程度の投薬が必要となります。


『3期(3年〜10年)』

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全身の皮膚・骨・筋肉に硬いコブのような結節性梅毒ゴム腫がいくつもあらわれます。

放っておくと消えてきますが、あとに瘢痕ができるので見た目が悪くなります。

結節性梅毒ゴム腫が消えても梅毒が治ったわけではありません。

この時期になると治療は長期間におよび、治ったとしても何らかの障害が発生する可能性があります。


『4期(10年〜)』

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心臓や目、中枢神経、脳、血管などに重い障害が出はじめ、痴呆症状が出たり、麻痺が出て立ったり歩いたりすることもできなくなります。

臓器も腐り始め、日常生活が困難になり、最悪の場合は死に至ることもあります



※ 妊婦は特に要注意!!

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妊娠初期〜中期に梅毒に感染、もしくは感染したまま出産すると、胎児へも梅毒が感染して死亡、流産、早産となる場合があります。

妊娠後期に梅毒に感染すると先天梅毒児が生まれる可能性が高くなります。

お腹の赤ちゃんには妊娠4ヶ月以降に影響してくるので、それまでに治療を行えば心配いりません。





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梅毒ばいどくの治療。



梅毒(ばいどく)の症状、原因、対策、検査、治療

梅毒(ばいどく)の治し方は病院で治療をうける以外にありません。

梅毒は放っておいても自然に治ることはなく、次第に自分自身の体が蝕まれるのはもちろん、奥様や恋人にうつしてしまう可能性も非常に高いです。

さらに梅毒に似た症状の他の重大な病気がひそんでいる可能性もありますから、症状があれば必ず医師に診てもらうようにしましょう。



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